我が国において少子高齢社会が進行するなか、社会の経済的低迷の長期化や新型コロナウイルスの世界的流行も相まって、貧困や各種の権利侵害等を背景とした社会的排除・孤立の課題が指摘されている。また、性的志向や政治的な背景など多様な価値観に対応する偏見・差別、SNSによる攻撃など、近年注目されてきた課題なども見受けられる。
そのような中において、私たちソーシャルワーカーの日々の実践が目の前の人権や社会的正義を擁護すること、その積み重ねの先に平和の輪郭を望んでいることを意識したい。
そこで、今回、人々が平和のもとに安心して暮らせる社会を構築するために、私たちソーシャルワーカーがこれからどのような取り組みができるのか、明日への実践に繋がる学びの場としたい。