2022年3月3日現在
ロシア軍によるウクライナ侵攻への抗議声明
沖縄県ソーシャルワーカー協議会
幹事団体:沖縄ソーシャルワーカー協会【会長:高嶺 豊】
沖縄県医療ソーシャルワーカー協会【会長:新垣哲次】
沖縄県社会福祉士会【会長:石川和德】
沖縄県精神保健福祉士協会【会長:西銘 隆】
私たち沖縄県ソーシャルワーカー協議会は、ロシア軍によるウクライナ侵攻を直ちに中止し、話し合いによる解決を模索することを求める。
私たち沖縄県ソーシャルワーカー協議会は、社会正義、人権、人間の尊厳の観点から、名もない多くの人々の声を代弁する者として、あらゆる縛りや拘束から解放され、良好な関係を生むこと、人が人として生活し、尊重しあう世界を望む。
ロシア政府は、軍事演習と称してウクライナ国境に十数万の軍隊を集結させ、突然、2月24日にウクライナへ侵攻した。軍事力による隣国の侵略・体制崩壊を試みる暴挙である。
戦争は、いかなる国においても二度と繰り返してはいけないことと認識する。
すべての政治的リーダーは、戦争を完全に排除し、知恵と忍耐のある成熟した話し合いによる問題解決を強く要望する。
私たち沖縄県ソーシャルワーカー協議会は、ソーシャルワーク専門職として、戦争という政治的手段が、人々が希求するウェルビーイングや社会正義を著しく傷つける行為であり、「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」にいう「社会正義」、「人権」、「集団的責任」、「多様性の尊重」の原理に反することを強く認識し、全面的に反対することを強く言明する。
私たち沖縄県ソーシャルワーカー協議会は、戦争の発動やその可能性について常に監視し、「ソーシャルワーカーの倫理綱領」に基づき、反対の意志を明確に表示するとともに、社会的結束を図り、その防止・廃止のための必要な行動をとることを強く確認する。